お勉強。発達障害、ADHD、アスペルガー、学習障害にディスレクシア(失・難読症)。

最近大人も子供も多いです。発達障害は大きく分けてADHD(注意欠陥・多動性障害)とアスペルガー症候群(高機能自閉症)と学習障害(LD)があります。出現する症状がそのどれかにはっきり分けられないケースが多く、またいわゆる定型発達と明確に線引きをする事が出来ないケースも多く、それゆえ近年この障害が「自閉症スペクトラム」と言われる由縁です。スペクトラムとは最近良く聞く言葉で、金太郎アメの様にずっと続くトンネル(一方の端が知的障害を伴う自閉症、もう一方の端が定型発達)のどこかを切ったところに個人が居て、程度の差(知的障害は無いけど社会性の欠如という自閉症の特徴があるとか、単なる性格で片付けられる軽いもの)こそあれ、明確に白黒付ける(悪性対良性腫瘍のように)のは難しいと言うもの。

文科省のデータでは一クラスに二人という、グレイゾーンは10人~15人に1人と言う現場のお医者さんも居ます。マンツーマン個人指導専門と言うことで、集団指導には馴染まない、特別なケアを必要とするお子さんがいらっしゃるケースも少なく無いです。

また最近「大人の発達障害」が話題になってますが、子供の頃から英語が「極端に」苦手だったと仰る社会人さん、「もしかしたら?!グレイ?!」と感じる方もチラホラ。大人の方は「覚えられない」が、発達障害から来てるのか、認知の衰えの早期アルツハイマー(40代から要注意)なのかは謎なケースが多いです(笑)先週やったことを「覚えられない(あ~、やったんだけど、何だったっけ、ここまで出かかってるんだけど)」と「覚えていない(ゼロベースに戻り、やったことすら覚えてなく、ニコニコキョトンとしている)」は大きな差です。

また発達障害の家族(夫、子供)を持つ人(妻)はうつ病を患うケースが多いと書いてあり、「あらっ、このカサンドラって私だわ、ドンピシャ、何とか抜け出したけど、トラウマ」と思ってしまいました、失笑。

更には会社組織内で「発達障害では?!」と思われる部下を持つ生徒さんから指導対処法に関してご相談が寄せられたり、社内がうつ病で休職中の人だらけで、残されたスタッフへの負担が大きい(仕事は山ほどあるにも関わらず、離職をするわけでは無いので人員補充も出来ない)等の相談も寄せられます。一次産業(農業など)の時代から三次産業(サービス産業など)の時代になり、対人関係に関わる高いコミュニケーション能力が要求される今だからこそ表面化し、益々注目されてるそうです。ご興味のある方、教育者や管理職の方やご家族、是非ともお読みください。