📍動画タイトル
What to know about leucovorin as a possible treatment for autism
自閉症の新たな治療薬候補:ロイコボリンとは?
📍要点まとめ
トランプ前大統領が妊婦にタイレノールを避けるよう発言した件の陰で、もう一つ重要な医療ニュースがあった。
FDA(アメリカ食品医薬品局)が、がん患者向けに使われてきた薬「ロイコボリン(Leucovorin)」を自閉症の治療薬として承認手続きに入ったというものである。
この薬は葉酸(ビタミンB9)由来の安価なジェネリック薬で、本来は化学療法の副作用を軽減するために使われている。
神経科医のリチャード・フライ医師は15年以上前から自閉症の子どもに処方しており、一部の子どもでは言語能力の改善などに効果が見られるという。
具体的には、脳の発達に必要な葉酸がうまく取り込めない子どもに対し、ロイコボリンがその代替経路を補う働きをする。
実際、番組で紹介された6歳の男児メイソン君は、服用を始めてわずか3日で初めて言葉を話したという。
一方で、大規模な第3相臨床試験がまだ行われていないことから、自閉症科学財団(Autism Science Foundation)などは慎重な姿勢を示し、「さらなる研究が必要」と警告している。
母親は「息子は今では通常の幼稚園に通い、順調に成長している」と語り、一定の効果を実感している。
📍要点まとめ
- FDAがロイコボリンを自閉症治療薬として承認手続き中。
- 元はがん治療の副作用緩和に使われる葉酸由来薬。
- 一部の自閉症児で言語発達などに効果報告。
- ただし大規模試験は未実施で、専門家の間では評価が分かれている。
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