【中高生向コラム②】私立中学合格後燃え尽きてしまうケース

非常に良くあるケースは、中学受験に専念するあまり合格後に燃え尽きて新教科の英語について行けなくなるケース。 お受験をされるご家庭では小学校高学年の段階では当然英語教育に熱心ではありません。私もお受験と英語レッスンの両立はお勧めしていません。 何故なら、英語のレッスンをする暇があるのなら、その分受験科目を勉強して、少しでもレベルの高い学校に入って欲しいからです。 また万が一落ちた際、理由を英語のせいにして欲しくないからです。何故少しでもレベルの高い学校へ?というと、勿論可能性が広がるからです。

昨今は地元の公立小でも高学年では週1英語クラスがあります。英語クラスが無い学校でもローマ字は必須ですよね。 小学校4年か5年にはどこの学校でもやるはずです。しかし最近「ローマ字の読み書きが出来ないという驚きの児童」が多数現われました。

「学校ではプリントを2、3枚やっただけだから」とあっけらかんと返答します。このように小学校で英語の準備を殆どしない状態で中高一貫校に入るとどうなるでしょう。 最近多くの中高一貫校では特色を打ち出す為に英語教育に熱を入れている学校が多く、「中高6年間の英語を中学三年間で学ぶ」と唱っている学校が多いのです。 しかも付属小学校のあるところでは小学校から上がった生徒はその準備を既に十分していたりするのです。「中高一貫校に入りさえすれば」という甘い考えが見事に打ち砕かれるのです。 「大学付属に入りさえすれば」も同じこと。何事も終わりはありません、人生を通して勉強です。社会人を教えていますので、つくづく実感です。

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